多汗症の苦しみは計り知れないものがある

多汗症の苦しみは計り知れないものがある

私は中学の頃多汗症と診断され、現在も悩まされています。
思い起こせば小学生のときから多汗症だったのだと思います。

 

しかし、当時親に相談しても、汗っかきの言葉で片付けられ、子供ながらに悩んだものでした。
授業中、先生に問題が問題を出し、自分がさされたくない!なんて緊張状態になると、全身びっしょりになるほど汗をかいたこともあったり、学習発表会など、皆がみているという緊張状態になるときは、それは酷い汗でした。

 

足の裏から手のひら、おしりや胸や背中、顔と…汗まみれでパンツまでびしょびしょになることも多々ありました。
中学に入り、汗っかきですませていた親も、これはちょっと尋常じゃないと思いはじめたのか、病院へ連れて行ってくれたのです。
そこで診断されたのは、多汗症でした。

 

病名は分かれど治療法が確立されておらず、効果が期待できるかもしれないという、抗コリン薬をすすめられ服用することになりました。
それと一緒に塩化アルミニウム水溶液というものを、寝る前に汗のかきやすい箇所に塗るよう指示されました。

 

薬は1日3回1粒飲み、水溶液は毎晩塗るようにし2週間ほど経ったあたりから、びっくりするぐらい汗が抑えられているのが実感できるようになりました。
しかし、中学生時代などまだ子供だったので、薬を飲むのを忘れたり、塗るのが面倒だからやめてしまったりすることもありました。
2〜3日は汗が抑えられているので、これは改善されたのでは?

 

などと、勝手に判断するとまた酷い多汗症に悩まされることになったのです。
これはこれで酷く悩みました。
私は一生薬を飲み続け、そして塗り続けないといけないのか?
しかし、面倒くさがらず、あきらめずに続けました。

 

高校生になったある日、薬の服用後酷い目の霞みにみまわれ、担当のお医者さんに相談すると、薬の副作用で間違いため、飲むたびに起こるようなら一度服用をやめて様子をみましょうといわれました。
そこから恐くなった私は薬の服用はやめ、水溶液を塗るだけになったのですが、今まで服用してきたことがよかったのか、以前よりも大分汗を抑えられるようになりました。

 

現在はインターネットなどで多汗症によいとされる食べ物などをよく食べるよう心がけたり、汗を抑えるクリームなどを使用し、気にならないぐらいに改善しています。

 

丁度汗に悩まされ始めたころ、私の親は離婚して、母親に引き取られたこともあり、ストレスが原因で発症したのかもしれません。
なんにせよ、この病気になったことがある人しかわからない苦しみは計り知れないものがあります。